アンジェリカ、アレックに続いて『日食の三星』最後の1人、ナルタスの15凸詳細です。
ナルタスは横1列の攻撃範囲を持ちながら、挑発・無敵キャラに非常に弱く、相手がランダムなアリーナでは博打キャラのような立ち位置に居ます。
型に嵌(は)まれば相当に強いですが対策が容易な上、より強力なオクト達が追加されてからは、ナルタスの使用率は低い水準のまま今日に至ります。
今回の調整で、レヴィアを彷彿(ほうふつ)とさせるような良く言えば大胆、悪く言えば大雑把なイカれキャラが誕生しました。
9凸六魔配布のジャンピングクエストが開催されれば、環境の中心に躍り出るのは間違いありませんので、ナルタスのことは常に念頭に置いておきましょう。
他の六魔星15凸の概要はこちら。
ついに六魔星のキャラ調整、助力者実装が行われましたね。 やはり伝説キャラということで、どの六魔星も星5キャラの15凸を上回るような強力なキャラと相成りました。 今回は六魔星の6名がどのよう[…]
ナルタス考察
魔法型らしく、一発逆転の一手を放つアタッカーです。
デバフ免疫と防御力UPも備えているので、耐久力もなかなか。
助力者
ナルタスの友達。彼の腕をあんな風にした張本人ですね。
見た目は幼いのに身長高いよw
ステータス
調整前 | 調整後 | 差分 | |
攻撃力 | 2232 | 2750 | +518 |
HP | 3205 | 4210 | +1005 |
防御力 | 0% | ±0 | |
クリ率 | 20% | 35% | +15% |
クリダメ | 75% | ±0 | |
敏捷力 | 15% | 35% | +20% |
防御力とクリダメ以外のステータスが強化されています。
防御力もスキルで100%になるし、アタッカーのステータスにしては高すぎますね。
攻撃範囲
最前横6マス攻撃
ナルタスの伝家の宝刀ですね。横1ラインを漏らさず一掃できます。
ブラダスはフィールドが横に広いですから、同ラインに1体配置とかでない限り、確実に複数のキャラを巻き込めます。
ナルタスが流行るのは目に見えてますし、2列配置は不可能となりそうです。
スキル
第1スキル
普通に強い無効化のスキル。
挑発やバフを解除しバフ封印も付与して、ナルタスの攻撃を耐えたキャラに対しても、後続の味方が倒しやすいようサポートする動きは強力です。耐えられるやつ、ほとんど居ないけどw
レピテアのバフは無効化で解除でき、バフ封印の影響も受けますから、レピテア使いの方は配置をしっかりと練る必要がありそうですね。
第2スキル
- 攻撃力×350%ダメージ(防御力無視)
- 通常攻撃後 詠唱待機を詠唱完了に(1ターン攻撃)
- 通常攻撃前 毎ターンHP×12%回復 防御力+100%
言葉では形容しがたい激ヤバスキル。
このスキル内容をそれぞれ1体ずつに振り分けても強いのに、ナルタス1体に集約されてるイカれっぷり。
ちょっと追加ダメージの計算をしてみましょうか。条件は、
- 攻撃力 – 8000(100%UPバフと猛攻ルーン×1)
- クリ率 – 100%(バフと破滅ルーン×1)
- クリダメ – 75%(初期値)
- スキル倍率 – 攻撃力×350%
だとしましょう。
(8000×3.5)×1.75=49000
クリダメを上げていない1バフ、質の悪いルーンを装備させてなお、防御力無視の49000ダメージを与えられます。
これが横1列6マス、3R目から毎ターン飛んでくるのを想像すると、今までのゲーム性は一体なんだったのか疑問に思います。
ナルタス本人は攻撃前に無敵…しかも12ターンもの間、無敵が続きますし、キャラ調整ミスと言わざるを得ないほど強く仕上がってますね。
第3スキル
ナルタスに限らず、わりと欲しいスキルNo.1だと思う挑発無視。
ライン取り次第な部分もありますが、挑発タンクを置き物化でき、相手の主力を潰す確率が上がるだけでも儲けもんです。
覚醒スキル
ブラダス必須スキルのデバフ免疫。
MAXに迫るほどの被ダメ軽減率を誇り、防御力UPが発動しなくとも、ある程度の耐久力はある。
といっても、防御力0%のままだと『約12000ダメージ』までしか耐えられないので、タンクでしっかりと守ってやる必要はあります。
ルーン選択
今までは攻撃力の上がる猛攻を装備させれば間違いなかったけど、調整後は追加ダメスキルに防御力無視効果が付きました。
追加ダメを伸ばせるクリティカル特化にしたほうが、相手のルーンに左右されずに安定したダメージを与えられるため、クリ系のルーンのほうが良いですかね。クリ率が上がっているのも追い風だし。
無論、使用する支援キャラにもよりますから、攻撃力バフの倍率が高かったら猛攻装備のほうがダメは伸びるかもしれません。
韓国版の使用率

ジャンピングクエストの六魔配布前ですらアレックを上回る使用率です。
元々ナルタスを所持しているプレイヤーが少なかったことを考えると、超出世の下克上を果たしましたね。
もう既に六魔配布は行われてますから、今後の使用率も上昇し続けるでしょう。
長所
GOOD
- 挑発無視+超広範囲+防御力無視攻撃
- 1ターン攻撃
- 12ターンの無敵
- 育成難易度の低さ
なんだ、ただの人権キャラか…。
挑発無視+超広範囲+防御力無視攻撃
字面だけで強いのが分かりますねw
普通に考えて、フィールドの1/3を1キャラで賄えるって狂ってますね。
それだけなら今まで通りですが、挑発無視と防御無視攻撃により、片隅で挑発を発動している文鎮を意に介さず、防御力100%の無敵キャラをも吹っ飛ばすなんてオーマイゴッドです。
突破できないキャラも居るには居ますが、そんなの他の味方に任しゃあいいのよ。
1ターン攻撃
ここまで来ると笑うしかありません。上記の内容が毎ターン襲いかかります。
3ラウンド以降もナルタスが生存していたら、その試合は諦める他ないでしょうね。
投了機能はよ。
12ターンの無敵
あのレヴィアですら、無敵のターン数は僅か4ターンです。
12ターンもあれば、相手の数が減った状態なら常時無敵になる可能性も十分にあり得ます。
固定ダメージや防御力無視攻撃を持っていなかったら完全に詰みですし、他の長所も合わせると押し付け性能はブラダストップかもしれないですね。
育成難易度の低さ
あくまで他の六魔星と比べると、ですね。
攻撃範囲は3凸で6マスになりますし、永続の挑発無視は6凸から、防御力100%は10凸で追加されます。
おまけに何凸しようが防御力無視攻撃は変わりません、無凸から実装済みです。
12凸の1ターン攻撃は超魅力的ですが、3R以降を生き残らせる防衛力が無いと、あまり活かせないかなと思います。
そしたら、ナルタスはジャンピングクエストの9凸10凸のまま、或いは普通に交換して低凸のままで、他の六魔星の助力者を狙うのが無難な気がします。
短所
BAD
- 攻撃するまでは脆(もろ)い
- 止まるキャラがわりと多い
- 固定ダメージ(自爆)カウンターに弱い
これくらいの短所なら、ヤバすぎる長所で帳消しですね。
攻撃するまでは脆(もろ)い
既に計算した通り、無敵になるまでの許容ダメージ量は約12000ダメージです。
普通のアタッカーならワンパンされるくらいには打たれ弱いですね。攻撃前のナルタスを守れるかどうかが鍵になりそうです。
回復やバフ解除カウンターがある分、レヴィアのほうが耐久力は勝ってますね。
攻撃後の無敵状態でも、相手にナルタスが居るならボコられる危険がありますから、配置の重要性が増し増しです。
止まるキャラがわりと多い
パッと思いつく限り、
- ルシウス – デスガード
- グランヒルト – 無効化のデバフ反射
- カオリ – 超HP、バフやスキレベによる
- セシリア – 範囲吸収、1回の攻撃は防がれる
- ルディア – “カスり”による無敵
くらいかな。あとは後述する固定ダメカウンターも。
これらのキャラがナルタスと同ラインに居ると、かなりキツいですね。
ルシウスやルディアのような無敵系は、同ライン1体配置されたらナルタスは完全に腐ります。
個人的に、ルディアは六魔15凸環境で輝くんじゃないかなと思ってます。ナルタスの攻撃はあくまで『防御力無視攻撃』ですから、固定・持続ダメージでしか倒せないルディアは突破不可です。
なので、ナルタスの苦手な上記のキャラを突破できるようなキャラ編成を行う必要がありますね。
固定ダメージ(自爆)カウンターに弱い
これは広範囲攻撃が故(ゆえ)の弱点ですね。
- セト – 固定ダメージカウンター
- ベリアス – 骸骨の固定ダメカウンター
- ジャカン – 自爆カウンター
- チョーク – 自爆カウンター
- クイック – 自爆カウンター
ナルタスの攻撃を1回は食らってしまいますが、確実にKOし返すことが出来るので、お手軽な対策と言えます。
この中ならセト・ベリアスが飛び抜けて使いやすいですかね、アンジェリカ対策もついでにできますし。
総評
最強という言葉が可愛く見えるほど強化されましたね。
オクト交換は迷ったらベルフェロンでしたが、六魔星なら迷ったらナルタス、になりそうです。
この性能なら、六魔星どころか伝説キャラならナルタス、が正しいでしょうねw
おわりに
全てを過去にするようなOPキャラの誕生を、歓迎すれば良いのかどうかって感じです。
なんて言うか、戦略も何もない、キャラパワーで押し切って勝利を掴み取るようなキャラにしか見えませんね。
ナルタスの攻撃を先に通した方が勝つ、なんてクソゲーにならないことを祈ります。